実家を売ろうとして、不動産屋に相談した瞬間、血の気が引いた。
名義が、まさかの曾祖父のまま。
祖父も父も、誰も相続登記をしないまま代だけが進み、家は法律上「親族全員の共有物」になっていた。
売るには、その全員の同意とハンコが必要。
「何人くらいですか?」と聞いたら、北海道から九州まで散らばった親族を数えて、まさかの100人超。
顔も知らない遠縁に連絡し、事情を説明し、印鑑をもらう。
一人でも拒否したら売れない。
一人でも行方不明なら止まる。
“先祖代々の土地”なんて聞こえはいいけど、実態は時限爆弾だった。
相続を放置したツケは、子や孫ではなく、さらに後の世代にまとめて降ってくる。
今、実家の名義を確認してない人。
本当に一回見た方がいい。
うちみたいに、売る前に詰む。