夫と義実家の前でタクシーから降りようとしたその瞬間、運転手が私の腕を掴み、驚くべき言葉を発した。「今すぐ逃げなさい」。その理由を聞いた瞬間、私は震えが止まらなくなった。なぜ彼はこんなことを言うのか?(続)
2026/04/23

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義実家の前でタクシーが止まり、夫の健太が先に降りた。
私も続こうとした瞬間、運転手が振り返り、私の腕を強くつかんだ。
「お客さん、降りたらあきません。今すぐ逃げなさい」
突然の言葉に、私は息をのんだ。

今日は義母に誘われ、高級うなぎを食べに来ただけのはずだった。
けれど運転手は、五年前にこの家から逃げ出した女性を乗せたと言った。
その女性は健太の前妻で、義母と健太に保険金目的で命を狙われたという。
健太は初婚だと言っていた。私はその時点で、全身が震えた。

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私は一度逃げたが、真実を確かめるため準備をして義実家へ戻った。
食卓には三つのうな重が並んでいた。
私は健太の分と交換したいと言う。
すると健太の顔色が変わり、義母も一瞬だけ目を鋭くした。
交換後、健太は一口も食べなかった。
その反応で、私は運転手の話が本当だと確信した。

私はこっそり仕掛けた録音機で、二人の会話を記録した。
そこには「前の嫁の時は失敗した」「今度こそうまくやる」「保険金が入る」と話す声が残っていた。

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さらに録音には、行方不明と聞かされていた義父を、二人が床下に埋めたという会話まで入っていた。

後日、私は二人の前で録音を再生した。
義母は冗談だと言い張ったが、私はすでに警察へ相談していた。
追い詰められた健太が私に近づこうとしたが、外では協力者が待機していたため、二人は何もできなかった。

私はその場を去り、弁護士を通して離婚を進めた。
その後、警察の捜索で床下から義父の遺骨が見つかり、義母と健太は逮捕された。
前妻も証言し、二人の罪は明るみに出た。

あの日、運転手が止めてくれなければ、私は帰れなかったかもしれない。

今は自分の仕事に戻り、新しい人生を歩き始めている。

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