「車椅子ごと2階のトイレに閉じ込めて海外旅行してくるわ」夫から届いたLINEで、浮気も人生も全部終わった
2026/05/14

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「予備の車椅子、邪魔なんだけど」

夫から電話が来たのは、
残業中だった。

私は会社のシステムトラブル対応で、
その日も帰宅が遅くなっていた。

「ごめんね、
今日は会社に泊まりになるかも」

そう伝えると、
夫は妙に機嫌が良かった。

「へえ、そうか」

その時は、
何も気づかなかった。

でも今思えば、
あの時から全部始まっていたんだと思う。

数日後。

双子の妹から久しぶりにLINEが来た。

「お姉ちゃんばっかりズルい」

昔から妹は、

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私に対して妙な劣等感を持っていた。

顔も背格好もほぼ同じ。

でも私は事故で車椅子生活になった。

それでも夫は離婚せず、
会社も辞めず、
バリアフリーの家まで建ててくれた。

妹にはそれが、
“恵まれている”ように見えていたらしい。

その翌日。

私は夫に、
「数日会社に泊まる」と正式にLINEした。

すると1時間後、
夫から返信。

「了解。
俺もちょっと連絡取りにくくなるかも」

その時は気にも留めなかった。

でもその夜。

突然、

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夫から意味不明なLINEが届いた。

「あーびっくりした」

「会社に泊まりって聞いてたから、
彼女との旅行準備しに帰ったのに」

頭が真っ白になった。

浮気。

しかも続く文章を見て、
背筋が凍った。

「車椅子ごと2階のトイレに閉じ込めて
海外旅行してくるわ」

「スマホは1階だし、
助けも呼べないよな」

「2週間後に帰るから、
生きてたらすげえな」

私はしばらく理解できなかった。

だって私は今、

会社にいる。

——じゃあ、
閉じ込められたのは誰?

私は急いで妹に連絡した。

でも既読にならない。

嫌な予感がした。

その数日後。

海外旅行中の夫から、
またLINEが来た。

「今もトイレ生活中か?」

「俺は彼女とリゾート満喫してる」

最低だった。

でも私は、
そこで初めて返信した。

「返信欲しかったんだ?」

すると夫は慌てた。

「え?
なんで返信できる?」

「お前スマホ取り上げたはずだろ!?」

私は静かに返した。

「あなたが閉じ込めた人、
もう息してないって」

夫は取り乱した。

私は続けた。

「空腹と脱水で、

トイレの水飲んだみたい」

「でも外に棚置かれて、
出られなかったんだって」

もちろん、
全部演技だった。

でも夫は完全にパニックになった。

「え、
お前もう脱出してるのか!?」

私は答えなかった。

「正体知りたきゃ、
帰国してからね」

約10日後。

夫は予定通り、
旅行を満喫して帰ってきた。

家に着いた瞬間、
2階から異臭。

慌ててトイレへ向かうと、
そこにいたのは——

私の父だった。

そして夫は、


その場で捕まった。

後から聞いた話では、
父は夫が大嫌いな臭いを利用して、
“おびき寄せ”までしていたらしい。

その後、
浮気相手の父親まで登場。

夫はボコボコにされ、
その場で別れさせられた。

そして私は、
ようやく真実を話した。

「あなた、
人違いしてたんだよ」

夫は固まった。

「は?」

私は静かに言った。

「閉じ込められてたの、
私じゃない」

「双子の妹」

夫の顔色が変わった。

実は妹、
私になりすまして、
勝手に車椅子を使って外出していた。

夫を奪おうとしていたらしい。

あの日も、
私のフリをして、
2階で夫を待っていた。

そこへ、
私が“会社にいるはずなのに帰宅した”
と思い込んだ夫が大慌て。

結果、
妹をトイレに閉じ込めた。

完全な自爆だった。

私はため息をついた。

「まあ、
妹にも問題はあったと思う」

「でも、

あなたの浮気は別問題だから」

夫は青ざめた。

しかも浮気相手、
まさかの隣の奥さんだった。

ご近所ネットワーク、
恐るべし。

翌日には弁護士が到着。

夫は泣きついてきた。

「慰謝料減額してくれ!」

でも私は即答した。

「無理です」

さらに夫、
リモート勤務申請していたくせに、
海外で遊びすぎて会社をクビになっていた。

浮気も仕事も、
全部失った。

後日。

夫は私の実家に突撃してきた。

でも縁側に座っていた妹を、
また私と勘違い。

しかも妹、

トイレ事件以来、
男性恐怖症になっていた。

夫が近づいた瞬間——

「ぎゃあああああ!!」

近所中に響く大絶叫。

その結果、
夫は完全に心を折られた。

慰謝料は、
後日一括で振り込まれた。

浮気相手の隣の奥さんも同様。

今では二人とも、
借金返済のために掛け持ち生活らしい。

私はもう、
振り返らない。

ただ一つだけ思う。

人を閉じ込めて、
自分だけ幸せになれると思った時点で——

その人生、

もう終わってたんだろうなって。

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