シングルマザーとして大手企業で管理職をしながら高校三年の長女と中学二年の次女と三人で都内のマンションに暮らしています。離婚して2年が過ぎた頃、突然元義両親から呼び出された私。娘達は「ジジババに嫌われた女孫です」と冷たく言い放ち、私は心の中で帰りたくなった。しかし、その時、元夫の手が私に伸びてきた。「イヤー!」思わず叫びながら私はその場から逃げようとしたが(続)
2026/04/12

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私は45歳のシングルマザー。都内のマンションで高校3年の長女と中学2年の次女と三人で暮らしている。大手企業で管理職として働きながら、忙しくも穏やかな毎日を送っている。

二年前、私は夫と離婚した。理由は暴言、暴力、借金、そして浮気。娘たちも父親と暮らすことを強く拒み、親権は私に決まった。慰謝料も養育費も受け取っていない。それでも、あの人と縁が切れただけで十分だと思っていた。

結婚当初、夫はまったく違う人だった。見合いで出会った彼は紳士的で、優しく、理想の男性に見えた。しかし結婚後、義実家での生活が始まると状況は一変する。義妹は兄に異常な執着を持ち、私への嫌がらせを繰り返した。義両親も夫もそれを止めず、私は家政婦のように扱われた。

やがて別居すると、夫の本性はさらに露わになった。酒浸りの日々、暴力、借金、そしてキャバクラ通い。会社の金を横領して解雇されても反省はなく、娘たちの前でも平然と私に手を上げた。

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決定的だったのは、娘たちが父親の浮気現場を目撃した日だった。「もう無理」と泣く娘たちの声を聞き、私は離婚を決意した。実家に逃げ帰り、父の紹介で弁護士を立てて離婚が成立した。

それから平穏な日々が続いていたが、最近になって元夫の家族が娘たちに会いたいと言い出した。弁護士立ち会いのもと義実家を訪れると、娘たちは冷たく言い放った。

「今さら父親なんて必要ありません」

義妹が私を罵ったが、私は微笑んで言い返した。「離婚は卑怯だと言っていましたよね。では、離婚して戻ってきたあなたも卑怯者ですね」

言葉に詰まる義妹を見て、娘たちも容赦なく反撃した。義実家は沈黙し、私たちはそのまま帰ることにした。

帰り際、元夫が手を伸ばしてきた瞬間、私は手土産のシュークリームを彼の顔に投げつけた。

「あなたには潰れたシュークリームがお似合いよ」

弁護士は苦笑しながらも正当防衛だと言ってくれた。それ以来、義実家から連絡は来ていない。

実はあの日、彼らは私と復縁させて生活を支えさせるつもりだったらしい。

もちろん断った。そして今は娘たちの権利として、わずかな養育費だけを請求している。

新しい町で、親子三人。
今日も静かで穏やかな日々を過ごしている。

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