「せっかく来たから頂上に行こう!」登山初心者の中年が軽い気持ちで秋山登山に挑戦した結果が悲惨すぎる…
2026/06/01

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「せっかく来たから頂上に行こう!」――軽い気持ちで挑んだ秋山登山が、想像を超える悲劇に変わるとは、誰も思わなかった。

富山県の立山三山を目指し、男女二十名のパーティーが紅葉狩りのために集まった。大半は四十五歳以上の中年で、登山経験者はわずか二人。初めての本格登山に胸を躍らせた高広さんと花子さん夫妻であったが、軽装備やスニーカーの参加者の姿に、山田夫妻は小さな不安を覚えた。それでも「安全第一」を合言葉に、予定通り登山を開始した。

晴天の朝、ケーブルカーで美女平へ移動し、高原バスで登山口に到着。歩き始めて間もなく、青空は曇り、雪が舞い始めた。初心者たちは困惑し、疲労が見え始める。ペースを維持しようとする山田夫妻と、遅れ始めた女性陣との間に、自然と二つのグループが生まれる。疲労困憊した一部は歩行もままならず、視界の悪さと強風が体力を奪った。

先行グループは誤って雷鳥沢へ向かうが、幸い引き返すことができた。

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しかし、後続の十八名は極寒の中に取り残され、低体温症で次々と命を落とす。救助を要請できず、撤退の判断も遅れたことが悲劇を加速させた。結果、二十名中十八名が命を失い、生き残ったのは花子さんとコウスケさんのみであった。

この事故は、登山経験の不足、悪天候、リーダー判断の甘さが重なった典型例だ。登山は美しく楽しい反面、常に危険と隣り合わせである。天候確認、適切な装備、無理のない計画、そして緊急時の判断力――一つでも欠ければ、命に関わることを痛感させる出来事であった。

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