三歳の娘は、夜になると必ず「おじいちゃんと寝る」と泣き叫びました。
私が抱いても、夫がなだめてもダメ。
でも義父が部屋に入った瞬間だけ、娘は嘘みたいに静かになる。
家族はみんな「おじいちゃんが大好きなのね」と笑っていたけれど、母親の私だけは、どうしても胸のざわつきが消えませんでした。
ある雨の夜、私は眠れず、義父の部屋の前に立ちました。
少しだけ開いたドアの隙間から中を覗いた瞬間、私はその場で凍りつきました。
娘は義父の腕の中で眠っていた。
けれど、義父の目は、優しい祖父のものではありませんでした。
証拠もなく騒げば、きっと私は「神経質な嫁」と責められる。
だから私は、親友に相談し、小さなカメラを仕掛けました。
そこに映っていたのは、深夜、眠る娘をじっと見つめ続ける義父の姿。
そして別の日には、私たちの部屋の前でドアノブに手をかける姿まで――。
夫に見せようとしても、「父さんを疑うな」と信じてもらえなかった。
その瞬間、私は決めました。
誰に悪者にされてもいい。
この子を守れるのは、母親の私しかいないのだから。