「私は野菜しか食べてないから」割り勘を拒否したルームメイトが最後に青ざめた話
2026/06/14

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ルームメイトとしゃぶしゃぶを食べに行った時のことだ。

店に入る前から、

「今日は割り勘ね」

とお互い確認していた。

ところが会計になると、彼女は突然態度を変えた。

「え、待って。私は野菜しか食べてないし、高い肉なんて食べてないから、自分の分だけ払う」

私は思わず聞き返した。

「でも鍋のスープもつけだれもみんなで使ったじゃない」

「それは関係ない。高い肉を食べた人が多く払うべきでしょ」

店員さんも少し困った顔をしていた。

正直、その時点でかなり呆れていた。

食事中は何も言わなかったのに、会計になって急に細かく計算し始めたのだ。

さらに驚いたのは食後だった。

鍋の近くに残っていた具材を見て、

「これ捨てるのもったいないから持ち帰る!」

と言い出したのである。

私はすぐに止めた。

「持ち帰りは料金がかかるよ」

すると彼女は信じられないという顔をした。

「え?食べ残しなのに?」

「無駄にしないだけじゃん」

店員さんが丁寧に説明した。

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「容器代や管理費が発生しますので、持ち帰りには別料金がかかります」

しかし彼女は納得できない様子だった。

私はもう面倒になってきた。

その後、

「ちょっとトイレ行ってくるね」

と言って席を立った。

そして私はそのままレジへ向かった。

自分の分だけを支払い、店を出た。

十分ほどしてスマホが鳴った。

ルームメイトからだった。

「ちょっと!どこ行ったの!?」

かなり怒っている。

私は落ち着いて答えた。

「帰ったよ」

「はぁ!?なんで!?」

私は思わず笑ってしまった。

「だって、自分の分だけ払うって言ったのはあなたでしょ?」

「私も自分の分だけ払っただけだよ」

電話の向こうで沈黙が流れた。

結局彼女は、自分で店員さんとやり取りし、持ち帰り料金も含めて支払うことになったらしい。

後日も文句を言われたが、私は一言だけ返した。

「みんなで食べる時は、自分だけ得しようとしない方がいいよ」

それ以来、私は彼女と外食をしなくなった。

節約したかったのかもしれない。

でも彼女が失ったのは、数百円よりずっと大きなものだったと思う。

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