嫁がスキンシップを嫌がるようになった。俺(男でも出来たか)→嫁「一緒にお風呂に入ろう」俺「おう」→衝撃の事実が・・・
2026/06/21

広告

嫁が、いつの頃からか俺とのスキンシップを避けるようになった。

手を伸ばせばさりげなく離れ、隣に座れば用事を思い出したように立ち上がる。最初は疲れているのだろうと思っていたが、そんな日が何週間も続くと、さすがに胸の奥に黒い疑念が湧いた。

「男でも出来たのか……」

口には出さなかったが、俺の態度も次第に冷たくなっていった。嫁もそれに気づいていたのだろう。ある夜、風呂場の前で突然、弱々しく笑った。

「今日、一緒にお風呂に入ろう」

久しぶりの言葉に、俺は戸惑いながらも「おう」と返した。

湯気の中、嫁はしばらく黙っていた。そして、背を向けたままバスタオルを落とした瞬間、俺は言葉を失った。

背中から腰にかけて、大きなあざのような痕が広がっていたのだ。

「転んだって言った日、実は階段から落ちたの。病院で検査したら、骨にも異常が見つかって……触られるのが怖かった」

嫁は震える声で続けた。

「心配かけたくなくて黙ってた。でも、あなたが疑ってるのも分かってた」

広告

その瞬間、自分の浅はかさに顔が熱くなった。裏切っていたのは嫁ではない。何も聞かず、勝手に疑った俺のほうだった。

俺は湯気の中で頭を下げた。

「ごめん。ちゃんと話を聞けばよかった」

嫁は泣きながら笑い、「これからは隠さない」と言った。

その日から俺たちは、夫婦として初めて、本当の意味で向き合い始めた。

広告

AD
記事