日帰り温泉で。アイロンで髪を伸ばしてると、ママさん『いつまで使ってるの!あんた1人のものじゃないでしょ!』私「私個人のですけど」 → すると…
2026/06/24

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日帰り温泉に行った日のことです。

湯上がりに脱衣所の鏡の前で、私は持参したヘアアイロンを使って髪を整えていました。

湿気で髪が広がりやすいので、旅行や温泉には必ず自分のものを持っていきます。

すると背後から、突然きつい声が飛んできました。

「ちょっと、いつまで使ってるの!」

振り返ると、小さな女の子を連れたママさんが、腕を組んで立っていました。

「みんな待ってるんだから、早くしなさいよ。あんた一人のものじゃないでしょ!」

私は一瞬、何を言われているのか分かりませんでした。

そして落ち着いて答えました。

「これ、私個人のヘアアイロンですけど」

その瞬間、ママさんの表情が固まりました。

しかし謝るどころか、彼女はさらに声を荒げました。

「だったら貸してくれてもいいじゃない。子どもの髪を乾かしたいのよ」

私は首を横に振りました。

「高温になりますし、火傷したら責任が取れません。貸せません」

するとママさんは不満そうに舌打ちし、「ケチね」と吐き捨てました。

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周囲の人たちもその声に気づき、こちらを見始めました。

すると近くにいた年配の女性が静かに言いました。

「自分の物を貸さないだけでケチ扱いはおかしいでしょう」

その一言で、ママさんは一気に顔を赤くしました。

さらにスタッフさんが来て、「備え付けのドライヤー以外の貸し借りはトラブル防止のためご遠慮ください」と説明してくれました。

ママさんは何も言い返せず、子どもの手を引いてその場を離れていきました。

私はようやく髪を整え終え、深く息を吐きました。

公共の場所だからこそ、他人の物まで共有物だと思ってはいけない。

その当たり前のことを、強く実感した出来事でした。

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