子供が泣いてるから座席を譲れって!?全席指定席で、なぜ私が譲らなきゃいけないのか?
2026/03/30

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「すみません、子供がぐずっているんです。座席を2つ譲ってもらえますか?」

博多から東京行きの「のぞみ」。全席指定席の車内で、隣に座ったばかりの母親が突然そう言ってきた。私は一瞬耳を疑った。

「え?ここは指定席ですよ?どうして私が立たないといけないんですか?」

冷静に返すと、母親は子供を指差して言った。
「子供が泣いていて、座りたがっているんです。お願いです」

しかし、それは彼女の問題だ。子供の席を予約していないのなら、それは本人の責任だろう。
「それはあなたの事情であって、私が解決することではありません」

そう言うと、母親の表情が変わった。
「でも、あなた座っているだけでしょう?4時間立っててくださいってことですか?」

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その言い方に、私ははっきり答えた。
「そう言うなら、立っててください」

理不尽な要求に一度でも応じれば、同じことが繰り返される。だからこそ、私は譲るつもりはなかった。

母親は舌打ちをして、子供を抱えたまま車両の端へ戻っていった。

その瞬間、周囲の乗客がちらりとこちらを見る。少し気まずい空気は流れたが、誰も何も言わない。むしろ視線の奥には「よく言った」という雰囲気さえ感じた。

結局、私はそのまま座り続けた。誰からも文句は出なかった。

あの母親の舌打ち――「ちっ」という音だけが、妙に印象に残っている。
でも、それはつまり、私が譲らなかった証拠でもある。

公共の場で理不尽な要求に屈する必要はない。
自分の権利は、自分で守る。

たとえ周囲と少し衝突したとしても、最後に自分が納得できる選択をする。

それが一番大事なのだと思う。

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