私は夫と義母の三人で暮らしていたが、義母は毎日のように電話をかけてきて、休日でも「朝から来て家事をしなさい」と命じてきた。
仕事を理由に断っても、「女が仕事を頑張ったって無駄」「嫁なら姑に尽くすのが当然」と責め立てる。
私はずっと我慢していたが、ある朝リビングで一枚の紙を見つけた。
それは夫の名前まで書かれた離婚届だった。
私はすぐ義母に電話をかけた。
すると義母は平然と、「息子は私の味方よ。あなたが私を大事にしないから離婚してもらうの」と言い放った。
その瞬間、私の中で何かが切れた。
私は冷たく「わかりました。今から離婚届を出してきます」と告げ、そのまま役所へ向かい、本当に提出した。
数日後、義母から怒鳴り声の電話がかかってきた。
「なんなの! どういうこと! お父さんが家から出ていけって言うのよ!」
私は落ち着いて答えた。
「当たり前でしょ。その家、父が大家なんですから」
実は、あの家は夫が義母のために買った家ではなかった。
もともと祖父母の持ち家で、空き家になった後、私名義で賃貸契約を結んで住んでいただけだったのだ。
義母はその事実を知らず、完全に自分の家だと思い込んでいた。
さらに義母は「離婚はなしにして、息子とよりを戻しなさい」と言い出した。
だが私ははっきり告げた。
「夫は納得して離婚しました。しかも今度は夫が私の苗字を名乗って再婚する予定です」
義母は絶句した。
私は最後に、「あなたがしたのは教育じゃなく嫁いびりです。今後は着信拒否します」と言い切って電話を切った。
その後、義母は義兄夫婦にも拒まれ、古いアパートで一人暮らしをすることになった。
自業自得だと、私は心から思った。