【GJ!】混雑した新幹線で学生が入り口を占領。妊婦「すみません」学生「…。」私(車掌さん呼ぼ)『ごらぁ!てめぇ、はよどかんぁわれぇ!』私(893きたぁ!)→
2026/05/14

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正月の新幹線は帰省客で大混雑していた。私が乗った車両も通路まで人で埋まり、身動きが取りづらい状態だった。

その中で、一人の大学生風の男が出入り口付近に立ち、PSPをしながら通路を塞いでいた。イヤホンを付けたまま動こうともせず、乗客たちは迷惑そうな顔で無理やり横を通っていた。

だが、少しお腹の大きい妊婦さんが来た時、状況は変わった。妊婦さんは通れず困っていたが、大学生は声を掛けられても無視していた。

私は車掌を呼ぼうと反対側へ向かった。

その時だった。

突然、車内に怒声が響いた。

「ごらぁ!はよどかんか!」

振り返ると、サングラス姿のスーツの男性が立ち上がっていた。見た目は完全にヤクザだった。

男性は大学生を睨みつけながら、

「後ろつかえとるじゃろうが!道あけぇ!」

と怒鳴った。

大学生は、

「通れてる人いるじゃないですか…」

と反論した。

すると男性はさらに声を荒げる。

「後ろ見てみぃ!困っとる人がおるじゃろうが!」

大学生は焦った様子で、

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「誰か車掌呼んでください!変な人がいる!」

と叫んだ。

しかし周囲の乗客は誰も動かなかった。

すると男性は一度息を吐き、低い声で言った。

「俺は警察じゃ」

続けて標準語に戻り、

「皆様、お騒がせして申し訳ありません。警察の者です。どなたか車掌をお願いします」

と頭を下げた。

その瞬間、大学生は顔色を変え、そのまま逃げ出した。

警察官の男性は追いかけず、妊婦さんへ席を譲った。同行していたスーツ姿の男性たちも荷物を持ったり、子供の相手をしたりしていた。

見た目は怖かった。だが、誰よりも優しかった。

私はその光景を見ながら、見た目だけで人を判断してはいけないのだと強く感じた。

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