「勝手に動かしたら訴えるぞ」私有地を占領した無断駐車トラック…工事開始で完全に閉じ込められた末路
2026/06/21

広告

自宅の隣にある私有地へ、新しく倉庫を建てることになった。

建築会社との打ち合わせも終わり、工事日程も決まり、私は一か月以上前から「○月○日より工事開始・車両進入禁止」という看板を設置していた。

ところが、その土地には一台の大型トラックが毎日のように無断駐車するようになった。

最初は「勘違いかな」と思い、穏やかに声をかけた。

「すみません。ここは私有地なので駐車はご遠慮ください。」

すると運転手は笑いながら答えた。

「ちょっと停めてるだけだろ。」

翌日も、その次の日も同じ場所。

再び注意すると、今度は態度が一変した。

「人の車を勝手に動かしたら訴えるからな。法律知らないのか?」

完全に開き直っていた。

私は感情的になることなく、「工事が始まりますので、それまでには必ず移動してください」とだけ伝え、そのやり取りも防犯カメラとスマートフォンに記録しておいた。

そして迎えた工事初日。

早朝から職人さんたちが入り、足場を組み、資材を搬入し、敷地全体は立派な工事現場へと変わっていった。

広告

もちろん、無断駐車されていたトラックの周囲も、安全基準に従って足場や仮囲いが設置された。

車を壊したわけでも、触ったわけでもない。

ただ、予定どおり工事を進めただけだった。

翌朝。

運転手は現場へ来るなり顔色を変えた。

トラックは足場とフェンスの内側に取り残され、安全管理区域となった現場からは、一切動かせなくなっていた。

「おい!今すぐ足場を外せ!」

「仕事に行けないじゃないか!」

私は静かに答えた。

「ここは私の土地です。工事も事前に告知しています。工事を止める予定はありません。」

運転手は逆上し、無理やりトラックを動かそうとハンドルを切った。

しかし車体は足場に接触。

鉄パイプが曲がり、資材も破損した。

すぐに現場監督が警察へ通報。

防犯カメラには、これまでの無断駐車、警告、工事開始前の看板、そして自ら足場へ衝突した瞬間まで、すべて記録されていた。

最終的に運転手の勤務先にも事実が伝わり、工事の遅延費用、足場の修理費、現場復旧費など、多額の損害賠償を負担することになった。

毎日「少しくらいいいだろう」と軽く考えていた無断駐車。

その代償は、数百円の駐車料金では済まなかった。

人の土地を勝手に使うという行為は、いつか必ず大きな代償となって自分に返ってくるのだ。

広告

AD
記事