今日、外国人のご家族をタクシーに乗せた。
目的地に着き、運賃は2170円。
支払いの時、相手は2000円だけ差し出して何かを言っている。
言葉が通じず、翻訳機を使ってみると、出てきた言葉に胸が沈んだ。
「お釣りがないなら2000円にしろ」
私はもう一度翻訳機で伝えた。
「お釣りはあります。正規の運賃をお願いします」
すると相手は「チッ」と舌打ちし、渋々3000円を出した。
観光でも仕事でも、知らない土地で困ることはある。
でも、言葉が通じないことと、払うべきものを払わないことは別だ。
たった170円の不足より、その舌打ちの方がずっと悲しかった。