「プチ修羅場だったけど、初めての経験。先日、義姉の結婚式に出席した。身内だけの小さな式で、披露宴というよりは会食。楽しく話しながら料理を楽しんでいた時、話題は突然私たち新婦弟夫婦に。

学歴の話になり、私は両親が持病を抱えていたため、高校卒業後すぐにフリーターとして家族を支えてきた。それは胸を張れるものではないが、家族のために最善を尽くしてきたつもりだった。

しかし、義姉が突然口を挟んできた。「教養のない義妹を持つのは恥ずかしい。弟がどうしてそんな人と結婚したのか、理解できない。持病を持つ人から生まれた子どもは病気になる。でも、私はそんなことないから安心して」と新郎側の親族に話し始めた。

義姉の言葉に頭に血が上り、「義姉さんほどやんちゃなことはしていません。警察沙汰になるようなことはありませんから」と言い返してしまった。実際、義姉は学生時代に万引きで警察に捕まっていたのだ。

その言葉に義姉は発狂し、ワイングラスを私に向かって投げつけた。それは私ではなく、隣にいた新郎の甥にかかった。新郎の両親は驚いて、事実を確認しようと義両親に尋ねた。

その時、義母が私を非難し、「どうしてここで言うの！」と言った。新郎の両親は混乱し、義姉は料理をひっくり返していた。夫も怒っており、「帰ろう」と言ってその場を後にした。

レストランを出る時、義姉から「このアバズレ！」と罵声を浴びせられた。夜、義両親から電話があり、結婚式が破談になったと聞かされた。新郎が公務員で、前科持ちは受け入れられないためだった。

義姉はその後、主人の携帯に怒りの電話をよくかけてきたが、私たちは彼女との関係を断つことに決めた。

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