
その連絡が来た時、正直「やっぱりそうなるよね」と思った。
それまで何度電話しても一切出なかったのに、
請求の連絡を入れた途端に反応が来たから。
今回、3名様のランチ予約だった。
時間に合わせて席を空けて、料理もきちんと3人分準備していた。
ランチは席数が限られているから、その時間は他のお客様を断っている。
でも、時間になっても来ない。
最初は「少し遅れてるのかな」と思った。
5分、10分、15分。
その間に何度も電話した。
でも出ない。
折り返しもない。
30分を過ぎたあたりで、さすがに違和感が出てきた。
それでも、何かあった可能性も考えて待った。
結果、1時間。
来店なし、連絡なし。
ここで無断キャンセルとして処理した。
正直、こういうことはゼロじゃない。
でも、それで全部店側が負担するのが当たり前みたいになるのは違うと思っている。
今回の金額は13,500円。
一見すると大したことないかもしれない。
でも、その裏には食材も、準備も、席も全部含まれている。
だから今回は、きちんと請求することにした。
予約情報、電話履歴、当日の記録。
全部まとめて、正式に連絡を入れた。
すると、それまで無反応だった相手からすぐ返信が来た。
「そんなつもりじゃなかった」
「連絡しようと思っていた」
「少しくらい大目に見てもらえませんか」
正直、この流れでそれを言うんだ、と思った。
来店もしない。
連絡もしない。
こちらからの電話も無視。
それで最後だけ「何とかして」は通らない。
こちらとしても、最初から強く出たかったわけじゃない。
一報でもあれば、対応は変わっていたと思う。
でも、それが一切なかった。
だから、予約時の条件と記録に基づいて、正式に請求する旨をそのまま伝えた。
その瞬間、相手のトーンが変わった。
軽く流そうとしていたのが、急に静かになった。
おそらく、こちらがきちんと記録を残していると分かったんだと思う。
最終的に、支払うという話になった。
正直、最初からそうしていればここまでにはならなかったはず。
たぶん相手は、
「来なかっただけでここまでされるとは思わなかった」
くらいの感覚だったのかもしれない。
でも、予約はそういうものじゃない。
席を押さえるということは、
その時間の準備も、機会も全部押さえるということ。
店にとっては、ただのメモじゃない。
ちゃんとした約束。
今回は、それをそのまま形にしただけ。
来ないのは自由。
でも、何も言わずに来ないなら、
その分の責任はちゃんと取るべきだと思う。