寝たきりで月収150万を稼ぎ、義実家を支えていた私。しかし、義家族からは「ヘルパーに金が掛かる寄生虫は早く出て行け!」と非難され、私は思わず心の中で決意を固める。「じゃあ引っ越すか…」その決意のもと、私は家を出ることを決めるが、数日後、義母から鬼のような電話がかかってきた。無視し続けて1年後、義実家で起こった驚くべき展開とは…(続)
2026/04/14

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「一日中ベッドにいるだけで、家の空気が暗くなるわ」
義母や義妹は、私の顔を見るたびにそう言った。

私は水沢優子、32歳。結婚して5年になる。もともとイラストレーターとして働き、絵本作家になる夢を追いながら在宅で仕事をしていた。夫とは仕事を通じて出会い、2年の交際を経て結婚。そのまま義実家で同居することになった。

しかし3年前、駅の階段から転落し、脊椎損傷による下半身麻痺となってしまう。生活は一変し、私は車椅子生活になった。古い義実家では車椅子で動くことも難しく、ほとんどをベッドの上で過ごす日々。それでも上半身は動くため、在宅のイラスト仕事だけは続けていた。

最初のうちは義両親も気遣ってくれていたが、次第に態度は冷たくなった。
「役に立たない嫁」

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「寄生虫みたいなもの」
そんな言葉を平然と投げつけられるようになった。

夫に相談しても、「本当のことだろ」と取り合ってくれない。そしてついに夫は言った。
「お前より若くて健康な嫁をもらった方がいいと思う」

その言葉を聞いた瞬間、私はすべてを悟った。
この家に、私の居場所はない。

私は離婚届を差し出し、家を出た。

一人暮らしになると、ヘルパーの生活支援も受けられるようになり、環境はむしろ快適になった。仕事にも集中でき、収入は月150万円近くにまで増えていった。

その頃になって、義母から何度も電話がかかってきた。
夫の会社は倒産、義妹は浮気と借金で離婚。

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家まで売ることになり、生活は破綻していたという。

「戻ってきてほしいの。あなたの収入があれば…」

そう言われても、私にはもう関係のない話だった。

私は静かに答えた。
「私はもう赤の他人です」

そして弁護士を通じ、これまで受けた暴言による慰謝料を請求した。

今、私は夢だった絵本の挿絵の仕事を手がけている。
あの家を出た日から、私の人生はようやく前に進み始めたのだ。

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