私の夫を奪ったと信じて7年騒ぎ続けた妹、七五三の神社で真実が暴かれた瞬間すべてを失った話
2026/04/13

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妹のナナは、昔から人のものを欲しがる子だった。

小物から始まり、やがて“人”に変わった。

高校の頃、私の彼氏を平然と奪った時から、それは変わっていない。

だから距離を置いた。

二度と関わらないために。

それから私は医師になり、結婚し、娘を産んだ。

静かで穏やかな生活を築いてきた。

だが、七五三の日。

神社の参道で、その平穏は壊された。

「……お姉ちゃん?」

振り返ると、派手な服と濃い化粧の妹。

そして視線はすぐ娘へ。

「その子、まー君のお金で育ったんでしょ?」

一瞬、意味が分からなかった。

そして続けて吐き捨てた。

「私の旦那のお金で育った汚い子供だわw」

その言葉で、完全に線を越えた。

私は静かに言った。

「ナナ、勘違いしてるよ」

「は?勘違い?」

隣にいた男に妹が振り向く。

「ね、まー君。この子、あなたの子でしょ?」

だが男は戸惑った。

「……え?初対面だけど」

その瞬間、すべてが崩れた。

妹の顔が固まる。

私ははっきり告げた。

「あなたが結婚した“松島正”は、私の夫じゃない」

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「私はその人に会ったことすらない」

妹は言葉を失った。

7年間信じていた前提が、一瞬で崩壊した。

そこへ、夫が歩いてきた。

「待たせたね」

穏やかな声。

その姿を見て、妹は完全に現実を理解した。

「……この人が、お姉ちゃんの旦那?」

「そうよ」

その瞬間、隣の男が怒鳴った。

「お前……俺のこと、嫌がらせに使ったのか?」

妹は慌てて言い訳を始める。

だが周囲の視線が一斉に刺さる。

浪費、嘘、見栄。

すべてがその場で暴かれていった。

「離婚だ。今すぐ出ていけ」

その一言で、完全に終わった。

妹は泣きながら私に縋った。

「お姉ちゃん、どうしてくれんのよ!」

私は静かに答えた。

「自分で選んだんでしょ」

それだけだった。

娘が私の袖を握りながら言った。

「ママはね、パパと仲良しだよ」

その言葉で、すべてが決着した気がした。

妹は逃げるように去っていった。

その後のことは、どうでもいい。

ただ一つ、はっきりしている。

妹が追いかけていたのは、

最初から“私の幸せ”ですらなかった。

奪ったつもりでいたのは、最初から何も持っていなかっただけだった。

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