
高速道路のSAで、緊急通路っぽい駐車禁止エリアに白い車が横停め。私の車が出られない。赤ちゃんの車いすもある。穏やかに声をかけた。
「ここは駐車禁止ですよ」
すると相手、スマホを突き出し逆ギレ。
「知ってるよ!うるせ〜んだよ!ネットに晒すからな!」
周囲の視線が一斉にこちらに刺さる。
相手は騒いで勝った気になりたいだけ。言い返すのは相手の思うツボ。私はニコッと一度だけ笑い、淡々とこう言った。
「わかりました。こちらで対応しますね」
そして赤いボタンを押す。SAの緊急通報だ。
「駐車禁止の場所に車が停まっていて、通行安全上のリスクがあります。移動を拒否しています」
数分で制服のスタッフと安全員が到着。現場の空気が“ルール側”に変わる。
相手はトーンを変え、「ちょっとだけ停めただけ」と被害者ポーズ。
スタッフは淡々と指示。
「ここは緊急通路です。今すぐ移動してください」
“消防・救護”の言葉で、相手は顔を固め、最後に渋々車に戻る。
その後も記録と注意が入り、私の車の前は空いた。安全員が低い声で「言葉、気をつけてください」とだけ言う。相手は口をつぐむ。
礼儀で戦うと消耗するが、「ルール」と「安全」の土俵に乗せれば秒で解決。赤いボタン、最強。