祖父の代から続く居酒屋を経営する明は、商店街で長く愛されてきた店を守るために必死に働いていた。しかし数年前から、ヤクザによる「みかじめ料」が突然三倍に引き上げられ、ついには総額が約2000万円にまで膨れ上がってしまう。店の改装資金も貯められず、明はついに閉店を決意する。
その話を聞いた常連客の一人、物静かな男性・志は驚き、「その集金に来る小僧を呼べるかい?」と静かに尋ねた。そして予定通り現れた若い取り立て役たちに対し、志は冷静に問い詰める。
実は志は、名門組織「虎場組」に関わる人物だった。さらに調査の結果、取り立て役の若い組員たちが、組の許可なくみかじめ料を三倍に引き上げ、その差額を自分たちの懐に入れていたことが発覚する。商店街で店が次々と潰れていたのも、その不当な取り立てが原因だった。
志は彼らに責任を取らせるため、2億円の借用書を書かせる形で追い詰める。事態は両組織の問題へと発展するが、最終的に若い組員たちの不正が明らかになり、組同士の交渉によって決着がついた。
その後、問題は解決し、明の居酒屋は改装されて再出発することになった。
明は常連客たちに支えられながら、これからも人々に愛される店を守り続けていく決意を新たにするのだった。