『子どもを産めない欠陥女は離婚しろ』──義父の一言で壊れた家族。それでも夫が最後まで守ってくれたもの。
2026/06/24

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結婚して三年が過ぎても、私たちには子どもができませんでした。

病院で検査を受けた結果、原因は私にあり、自然妊娠は極めて難しいと告げられました。

診察室を出た私は、夫に何度も謝りました。

「ごめん……離婚してもいいよ。あなたには子どもを持つ権利があるから。」

すると夫は笑いながら首を振りました。

「俺が結婚したのは君だよ。子どもじゃない。」

その言葉に何度救われたか分かりません。

ですが、義両親に本当のことを知られれば、私だけが責められると思った夫は、「二人とも不妊ということにしよう」と提案してくれました。

お正月、私たちは両家へ「夫婦ともに原因があり、子どもは難しい」とだけ伝えました。

私はこれで終わると思っていました。

ところが数日後、私の両親が義実家へ送った感謝の手紙で、すべてが変わります。

「娘は子どもを授かれません。それでも長男さんは『子どものために結婚したわけではない』と言ってくれました。本当に感謝しています。

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その手紙を読んだ義父は激怒しました。

夫に電話をかけるなり、

「子どもを産めない欠陥女なんか今すぐ捨てろ!お前はまだ若いんだからやり直せ!」

そう怒鳴ったそうです。

夫は静かに答えました。

「父さん、もう一度妻を侮辱したら、俺は二度と実家には帰らない。」

その夜、義母は涙を流しながら私に電話をくれました。

「本当にごめんなさい……。」

さらに義妹たちも義父へ言いました。

「もしお母さんが子どもを産めない体だったら、お父さんも離婚してたの?」

義父は迷うことなく答えたそうです。

「当たり前だ。」

その瞬間、家族全員が黙り込みました。

義母は静かに立ち上がり、

「私が離婚したいのは、お嫁さんのためじゃない。あなたとこれ以上、一緒に生きられないと分かったから。」

そう告げたそうです。

後日、義父は「自分は間違っていない」とネットに相談を書き込みました。

ですが、コメント欄に並んだのは、

「欠陥なのは、お嫁さんではなくあなたの考え方。

「息子さんは、本当の家族を守った。」

「孫より先に、自分の家族を失いましたね。」

という言葉ばかりでした。

あの日、失われたのは血のつながりではありません。

人として相手を思いやる心だったのです。

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