「ばあば、遠足のお弁当がないの…」早朝にリュックを背負って来た6歳の孫…私「パパとママは?」孫「弟と動物園」私「は?」→すぐさま孫の口座をゼロにした結果……
2026/05/21

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夜明け前、玄関のチャイムが鳴った。扉を開けると、六歳の孫・リナがリュックを背負い、髪は乱れ、頬には涙の跡があった。

震える声で言う。「ばあば、遠足のお弁当がないの……」

私は胸を締めつけられながら尋ねた。「パパとママは?」

リナは俯いたままか細く答えた。「……弟と動物園」

その時、私は事の重大さに気づいた。遠足当日、息子・隼人と嫁・可奈子は下の子スバルだけ連れて外出し、リナを置き去りにしていたのだ。

リナは里子だった。五年前、児童養護施設から迎えた子で、両親を事故で亡くしていた。血のつながりはなくても、私にとってリナは大切な孫だった。

しかし三年前、実子スバルが生まれると、態度は一変した。「血のつながりがない子に執着しないで」と可奈子はリナの前で平然と言った。

私はすぐ台所に立ち、卵焼きと唐揚げを詰めた弁当を作った。「大丈夫。ばあばが用意する」リナは小さく頷いた。

着替えさせようとした瞬間、私は青あざと火傷の痕に息を呑んだ。

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病院へ連れて行き診断書を取得した。話を聞くと、弟の世話を押し付けられ、失敗すれば怒鳴られ、叩かれ、火傷をしても放置されていた。

私は決めた。守るのは私しかいない、と。

可奈子に電話すると、眠そうな声で「忘れてたわ」と言い、隼人は「家族だけで楽しんでる。邪魔するな」と一方的に切った。

数日後の法事、旅行帰りの二人は自慢話を始めた。私はレコーダーを置き、可奈子の暴言と口座明細を提示した。「信用できないので、孫の口座はゼロにしました」

二人の顔色が変わる。診断書と傷の写真を出し、児童相談所にも連絡済みと告げた。

その後、私は孫二人を引き取り、リナは少しずつ笑顔を取り戻した。遠足の日、リナは言った。「ばあばのお弁当が一番好き」

私は誓った。二人の未来だけは、私が守り抜くと。

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