陣痛が始まり、私は登録していた陣痛タクシーで病院へ行くつもりだった。
ところが義母は勝手にタクシーを帰らせた。
「初孫なんだから、私が送る」
断っても聞かない。
仕方なく車に乗った瞬間から嫌な予感はしていた。
そして、お腹の子が女の子だと知った途端、義母の顔色が変わった。
「男の子じゃないなら意味ない」
そう吐き捨て、痛みに苦しむ私を道端に下ろした。
それだけでは終わらない。
倒れ込んだ私のお腹を蹴った。
でも私は、結婚当初から義母との会話を録音していた。
夫は全てを聞き、完全に義母を見限った。
その後、私たちは遠方へ引っ越し、義母とは絶縁。
さらに家は売却、慰謝料も請求。
息子、孫、住む家、お金。
義母が守りたかったものは、全部その手から消えた。