
ある日、祖母が他界したとの報せを受け、忙しい時期でも家族として葬儀に参加するため有給を申請した。しかし出社すると、上司から「ババアの葬式で有給使うとか仕事舐めてるんじゃないか」と冷たい言葉を浴びせられ、呆然とした。
悔しさと怒りが込み上げた私は、ただ黙っているだけでは済まないと決意。翌週の全体朝礼で、全社員の前に立ち、「祖母の葬儀程度で有給を使用する非常識な行動を取り、誠に申し訳ございませんでした!」と皮肉を込めて大声で頭を下げた。これは謝罪を装った痛烈な当てこすりだった。
その後、上司の態度は一変し、周囲から孤立。やがて鬱病を患い、自主退職。宗教にのめり込み、家族からも見放される結果となった。かつての威圧的な姿からは想像できない転落劇だった。
職場での人間関係は精神を蝕むこともあるが、自分を守り、正しい方法で気持ちを表現することの重要さを痛感した。あの朝礼で声を上げた経験は、私にとって後悔のない決断となった。