私の母は早くに亡くなり父は再婚したんだけど、継母も実父も異母弟のみを可愛がり私は何でも後回しにされていた。みかねた実父の弟夫婦の進言で私は家を出て叔父夫婦の家の近くに住み高校を出て、結婚式にも叔父夫婦に親代わりで出席してもらい、実家とは絶縁した。そんな私の元に異母弟の嫁が訪ねてきて、実家に援助して欲しいと言う。あまりにもずうずうしいし、そもそもお金なんて無いというと、驚きの事実が…。(続)
2026/05/13

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私の母は私が幼い頃に亡くなった。その後、父は再婚し、異母弟が生まれた。

継母との関係は表面上は普通だった。だが実際には、私はいつも後回しだった。

跡取りは異母弟。そんな空気が家中に漂っていた。

父も継母を優先していた。継母が取引先のお嬢さんだったからだ。

継母の実家へ三人だけで出かけ、私は留守番。欲しい物も、異母弟にはすぐ買い与えられるのに、私は学校で必要な物ですら嫌そうに渡された。

そんな私を見かねた父の弟夫婦が、高校進学を機に助けてくれた。

私は家を出て、叔父夫婦の近くで暮らしながら高校を卒業した。大学は奨学金とアルバイトで通い、その後就職して結婚した。

結婚式には叔父夫婦が親代わりとして出席してくれた。私は実家と絶縁した。

それから数年後。突然、異母弟の嫁が私を訪ねてきた。

話を聞くと、継母の実家が多額の負債を抱えて倒産。さらに家業が連帯保証人になっていたせいで、実家まで危機に陥っているという。

父が会長、異母弟が社長、継母が専務。

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だが継母の浪費で蓄えはなく、資金繰りが限界らしかった。

そして異母弟嫁は頭を下げた。

「お金を貸してください」

私は即答した。

「無理です。そんな余裕ありません」

すると彼女は突然、実母の遺産の話を持ち出した。

実母は地主の娘で、祖父の遺産として土地を相続していた。その土地の一部は私名義になっていたのだ。

異母弟嫁は当然のように言った。

「その土地を売って、家業を助けてください」

私は呆然とした。初対面なのに、よくそんなことが言える。

しかも私と継母の関係を知った上でだ。

私は怒りを抑えながら帰ってもらった。だが、その後も電話やFAXで要求が続いた。

そこで私は弁護士の知人へ相談した。

弁護士を立て、私名義になっていた土地の権利を正式に取り戻した。

すると継母と異母弟嫁はさらに騒ぎ始めた。しかし弁護士から警告を受け、ようやく静かになった。

異母弟もかなり叱られたらしく、最近は連絡も来ない。

私は今回の件で改めて思った。

どれだけ血が繋がっていても、自分を犠牲にしてまで守る必要のない家族もいる。

私はこれからも、自分の家庭と生活を守って生きていくつもりだ。

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